良いエンジニアの条件

職業柄、IT系の情報は常にチェックしています。
やれ何ソレがバージョンアップしたとか、最近の開発手法はコレが流行ってるとか、多岐に渡ります。

色んな偉い人が、どんなコードが良いか?などコードの書き方、言語、開発手法について書いており、ネット上でも盛んに議論されています。

昔から思ってるのですが、何か違うんですよね。

ITは工具箱

IT(技術)とは要は工具箱です。
ハンマーやノコギリ、ドライバーなんかが入っています。

世界中の人がハンマーやノコギリの上手な使い方について真剣に議論しているんですよ。
場合によってはどのドライバーセットが優れているか?なんて論争が起きたりします。

でも何のための道具箱?って事なんです。

例えば、あなたが犬を飼ったとしましょう。犬小屋が必要なので作るとします。

まず、犬小屋に必要な材料を揃えます、そして次に必要な工具を揃えます。
ここで重要なのが、

  • 犬の大きさ
  • 強度
  • 見た目

等でしょうか?

ちゃんと犬が入って寝る事が出来る適度な大きさの犬小屋を設計し、それに必要なだけの材料を揃え、その材料をちゃんと加工できる最適な道具を揃えます。

あなたの道具箱には何も入っていません、そもそもどんな道具が必要か解りません、だからどんな道具が必要かを調べます。

次にその道具の使い方を調べます。
上手にノコギリで板を切るにはどうやったら良いか?等ですね。

さあ、頑張って犬小屋を作りましょう。
きっと最初は上手には作る事ができないでしょう。何回か作って慣れたら上手になると思います。

 

もうお気づきだと思いますが、どのドライバーセットが良いかは重要な問題ではありません。
重要な事はちゃんと犬が入って寝れる犬小屋を作ることです。

これがわからず、必死に良いドライバーセットを探し続ける事に多くの労力を割くエンジニアが多いのです。
そして新しいドライバーセットを試すために何の役にも立たない置物とかを作るのです。

良いエンジニアとは

実際のIT業界はもっと複雑で、自分の物を自分で作るのではなく、お客様のものを作る事が多いです。
家を建てる事に似ていますね。

職人が自分の道具を使う技術を磨いたり、良い道具を揃えるのは大切です。

でも道具のことばかり考えている職人さんに良い家を建てる事ができるでしょうか?

お客さんがどんな家を求めているか?
お客さんに良い家を提供するためにどうすればよいか?

を考えている職人さんの方が良い家を建てられると思います。

 

どれで作るか?じゃないんです。
何を作るか?が重要なんです。

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